和歌山県新宮市、相筋。
熊野川沿い、権現山の麓。
例年、新宮城跡の桜よりも10日ほど早く見頃を迎える、この場所ならではの桜がある。
2026年3月20日、満開を観測。
権現山の麓に広がる、相筋の桜と生活の風景。
相筋の桜へのアクセス
熊野速玉大社を通り過ぎ、臨時駐車場の案内看板を左折。


熊野川沿いの道を約1km進む。

突き当たりに見える集合住宅が目印だ。

集合住宅の30mほど先、民家の脇に車を停められるスペースがある。
ここから歩いてすぐ、権現山の麓に桜は立っている。
権現山の麓の広場

「権現山国有林」の看板が立つ場所が、桜の広場への入口だ。

古くから神聖な山として崇められてきた「千穂ヶ峯(権現山)」の由来が記されている。
権現山国有林の由来
この権現山国有林は、新宮市街に隣接する山で、市街地の北側に位置します。
近畿中国森林管理局 和歌山森林管理署 案内板
この山は、一般的に、千穂ヶ峯と呼ばれています。
古く、熊野の神々が、この山の頂上である千穂ヶ峯に降臨したといわれています。
権現山の由来は、本地垂迹説によるもので、神の本体は仏であり、仏が仮の姿として神となって現れた場所と伝えられていることによるものです。
また、南端中腹には、ゴトビキ岩を御神体とする神倉神社がありお灯祭り(2月6日)で有名です。
権現山国有林は、市街地に向いた東側が世界遺産のコアゾーンに、その他は、バッファゾーンに指定されており、その景観の維持保全と国民のレクレーションの場として利用する方針で管理経営を行っています。

広場へ足を踏み入れると、二本の満開の桜と、手前の開けた草地に立つ一本の桜。
合計三本の桜が、奥行きのある空間を形作っている。

青空に映える満開の桜。
権現山の麓に、幽玄な風景が広がっている。
相筋の満開の桜ギャラリー
権現山を背に、光り輝く二本の桜。
圧倒的なボリュームと、繊細な枝の重なり。
「相筋の桜」の光景をご覧いただこう。


















権現山の麓に咲く、相筋の桜。
そのすぐそばには、人々の日常がある。
この、人の生活と一体になった桜の光景が素晴らしい。
相筋の桜の基本情報
- 所在地
- 和歌山県新宮市相筋2丁目
- 2026年の記録
- 満開観測日:2026年3月20日(撮影:KVA)
- アクセス(鉄道)
- JR紀勢本線「新宮駅」下車。徒歩約15分〜20分
- アクセス(車)
- 国道42号線「新宮市街」より、熊野川沿いの県道および市道を経由し約5分
- 駐車場
-
なし(集合住宅「ビレッジハウス相筋」の約30m先、民家脇のスペースを利用)
ストリートビューで周辺を確認する
- 鑑賞時間
- 自由(夜間照明なし。住宅地に隣接するため、早朝・夜間の騒音および私有地への立ち入り厳禁)
- 備考
- 権現山(千穂ヶ峯)の麓、深い森を背に立つ桜。新宮市街の生活圏にありながら、古くから神聖視される山の裾野という独特の立地条件が、幽玄な景観を作り出している。
- 問い合わせ先
- 0735-22-2840(新宮市観光協会 )
Flickr Explore 2026.03.22 選出
2026年3月22日、本記事に掲載している「相筋の桜と青空を見上げる風景」の写真が、Flickrの「Explore」に選出された。
新宮市相筋の権現山の麓から、桜を見上げて撮影した写真。
春の青空の下に広がるこの場所の風景が、国際的な写真コミュニティにおいて客観的な評価を得た。



