紀伊半島の「現在」を、後世が参照するための資料として公開するプロジェクト「KVA (Kumano Visual Archive)」を始動する。
本アーカイブは、フィールドワークに基づき、現地の状況を詳細に記述・保存する一次情報記録機関としての役割を担う。
KVAの記録対象
- 自然環境: 地形、植生、気象。それらがもたらす現地の状況。
- 祭事・歴史: 神事の作法、信仰の形態、石碑や案内板等の歴史的資産。
- 現状の変遷: 土地の姿の変化を捉えた、高解像度デジタルおよび銀塩フィルムによる記録。
KVAの記録の目的
二次情報が氾濫する現代において、現地に存在する事実を詳細に記述すること。
主観的な解釈を排し、土地の状況を客観的な資料として公開していく。
新規プロジェクト:熊野ポートレートアーカイブ
KVAは、風景や祭事の記録に加え、熊野地方を舞台にしたプロジェクトとして熊野ポートレートアーカイブを立ち上げている。
事前の演出や段取りを排したインプロヴィゼーション(即興)の撮影をおこない、中判や35mmの銀塩フィルムを用いて、現地の環境の中に立つ人の姿をそのまま描写する。
特定の誰かを特別視するのではなく、熊野の風景と人が織りなす光景を、未来へ残す一次情報として記録していく。
熊野ポートレートアーカイブ
演出を排した即興撮影(インプロヴィゼーション)による、熊野の自然と人のフィルムポートレート。
第一弾アーカイブ:熊野 祈りの洞窟
プロジェクト始動に合わせ、40年以上未踏の地であった「熊野 祈りの洞窟」の調査記録を公開。
独自のフィールドワークにより、現状を記録・記述している。
KVAは、現地の状況の変遷を詳細に記述し続ける。
この記録が、将来的に地域の価値を証明する一次情報となることを目指す。







