桑ノ木の滝

日本の滝100選にも選ばれている桑ノ木の滝の全景 Photo by KVA (Kumano Visual Archive) 新宮市

和歌山県新宮市にある、日本の滝100選「桑ノ木の滝」。
川を塞いでいた巨大な倒木が撤去され、本来の水流を取り戻した最新の状況を記録した。

桑ノ木の滝の基本情報 (アクセス・散策データ)

所在地
和歌山県新宮市相賀
滝の落差
21メートル (日本の滝100選)
アクセス
【車】新宮市街地 (新宮駅周辺) から車で約15分。
【バス】JR新宮駅より熊野御坊南海バス「高田行き」乗車、「相賀 (おうが)」バス停下車 (乗車約20分)。
駐車場
なし (県道沿いの路肩スペースを利用)
和歌山県道230号高田相賀線沿いにある、路肩駐車スペース
ストリートビューで周辺を確認する
散策時間
自由(往復約30分)
備考
遊歩道は整備されているが、濡れて滑りやすい箇所があるため歩きやすい靴を推奨。
問い合わせ先
0735-22-2840 (新宮市観光協会)

桑ノ木の滝へのアクセスと入口の景観

和歌山県道230号高田相賀線沿いにある、路肩駐車スペース

桑ノ木の滝へ向かう際は、和歌山県道230号高田相賀線沿いにある路肩の駐車スペースを利用する。

高田川を渡って桑ノ木の滝入口へと続く桑ノ木橋の正面全景

駐車スペースの先に、高田川を渡る「桑ノ木橋」が架かっている。

「桑ノ木の滝 入口」と書かれた案内看板

2026年、橋の入り口に新しい案内看板が設置された。

熊野御坊南海バスの相賀 (おうが) バス停

橋の手前には熊野御坊南海バスの「相賀 (おうが) 」バス停がある。

桑ノ木橋の上から見下ろす、高田川の景色

橋の上からは周囲の山々と高田川を見渡すことができる。

桑ノ木渓谷入口の案内看板と整備状況

和歌山県が設置した、桑ノ木の滝 ルートマップの案内看板

橋を渡った先の渓谷入口には、桑ノ木の滝 ルートマップが設置されている。

桑ノ木の滝 ルートマップ
Kuwanoki Falls Route Map

和歌山県新宮市の高田川支流の桑ノ木渓谷にかかる落差約21m、幅約8mの滝で、「日本の滝百選」に選ばれています。
また、かつて滝の周囲に桑の木がたくさん生えていたことから、この名前が付けられたといわれています。
簾のように細く繊細に落ちる水と、豊富な水量で勢い良く落ちる水、それらがまっすぐ落ちたり、途中交差したりするなど複雑な景観を織りなしています。
また、滝への道は、素晴らしい自然に囲まれており、苔むした風景も見ることができます。

引用:桑ノ木の滝 ルートマップ
桑ノ木の滝ルート入口付近にあった倒木
2026年3月時点:以前の様子

かつてこの入口付近の川には、巨大な倒木が長年放置されていた。

桑ノ木の滝 ルート 入り口付近の桑の木谷川の流れ
2026年5月の様子

2026年4月、行政による撤去作業が実施され、現在は倒木が取り除かれている。

相賀八幡神社

相賀八幡神社の鳥居

遊歩道を100メートルほど進むと、ルートの右側に相賀八幡神社がある。

「相賀八幡神社」と刻まれた石柱と、木製の社名扁額

石柱の脇には、木製の古い社名扁額が保管されている。

相賀八幡神社の境内

境内には長い年月の経過を伝える佇まいが残されている。

桑ノ木渓谷に架かる橋と新しい案内看板

桑ノ木の滝まで550mを示す案内看板

相賀八幡神社を過ぎて進むと、滝まで550mであることを示す新しい案内看板が設置されている。

桑の木谷川をまたぐ橋

看板の先には桑の木谷川をまたぐ橋が架かっている。
柱には「頭上注意」や「安全上お一人ずつ渡って下さい」といった注意書きが貼られている。

桑ノ木渓谷に架かる橋から見下ろす桑の木谷川

橋の上からは、桑の木谷川を見渡すことができる。

コンクリート製の支柱と木製の橋桁が渡されている橋

橋はコンクリート製の支柱の上に、木製の橋桁が渡された構造になっている。

桑ノ木の滝 500mと書かれた案内看板

橋を渡った先には、「私有地のため立入禁止」「桑ノ木の滝 500m」と書かれた案内看板が設置されている。

遊歩道とポートレート

木漏れ日が差し込む遊歩道

橋を渡って進むと、木漏れ日が遊歩道を照らし出すエリアがある。

木漏れ日が差し込む桑ノ木渓谷の遊歩道で、Kodak PORTRA 400で撮影した女性のポートレート

木立の間から光が差し込むこの場所を、ポートレート撮影のロケーションとして選択した。

桑ノ木渓谷の杉林

桑ノ木の滝

新緑に囲まれて流れ落ちる5月下旬の桑ノ木の滝の全景

入口から遊歩道を歩くこと約15分、日本の滝100選に選定されている桑ノ木の滝に到着する。

桑ノ木の滝の水飛沫
日本の滝100選にも選ばれている桑ノ木の滝の全景 Photo by KVA (Kumano Visual Archive)

桑ノ木の滝をフィルムカメラでも撮影している。

桑ノ木の滝の前でKodak PORTRA 400を用いて撮影したフィルムポートレート

桑ノ木の滝の周辺は岩肌が濡れて滑りやすくなっているため、撮影や観瀑の際は足元に十分な注意が必要だ。

遊歩道の現況

木製の遊歩道と安全用のロープ柵

2026年春の行政による整備により、桑ノ木渓谷の環境は整えられた。
一方で、設置から年月が経過した木製の遊歩道には経年による変化も見られ、数年以内には再び補修が必要になる状況が窺える。

逆光の中の桑ノ木の滝

桑ノ木の滝の環境やルートは、人の手による管理によって保たれている。

桑ノ木の滝周辺における安全情報について

周辺エリアにおいて、ツキノワグマの目撃情報が報告されている。

  • 2026年6月4日: 那智勝浦町 (大雲取越・地蔵茶屋付近) にて目撃報道。
  • 2026年6月11日: 三重県紀宝町鮒田地内 (御船公園付近) にて目撃情報。

訪問の際は音の出るものを携帯するなど、十分な安全対策を推奨する。

桑ノ木の滝の周辺地図・駐車場

駐車場
なし (県道沿いの路肩スペースを利用)
和歌山県道230号高田相賀線沿いにある、路肩駐車スペース
ストリートビューで周辺を確認する

桑ノ木の滝や桑ノ木渓谷、相賀八幡神社を舞台に撮影したポートレート。

2026年2月6日に開催された新宮市「お燈まつり」。夜明け前の海中みそぎから、神倉神社538段の石段を駆け下りる上り子の姿までを記録。

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