熊野の森で、未知の才能と共鳴する

新宮市・桑ノ木渓谷の創造性:地域おこし協力隊と写真家の邂逅|Kuwanoki-no-taki Falls

和歌山県新宮市(Shingu City)相賀の「日本の滝百選」、桑ノ木の滝(Kuwanoki-no-taki Falls)。その入り口には相賀八幡神社(Ouga Hachiman Jinja)が鎮座し、自然と信仰が一体となった聖域が広がる。本記事は、この地で新宮市の地域おこし協力隊(Local Revitalization Liaison)として活動するクリエイターとの出会いを記録。新宮市、那智勝浦町(Nachikatsuura)、本宮町(Hongu)、三重県熊野市(Kumano City)など、紀伊半島を拠点とする表現者たちが交差する。桑ノ木渓谷の深淵で、映像と写真、それぞれのビジョンが呼応した瞬間を独自に捉えている。

写真家 kumanokodonet:SONY α7(Alpha 7)が捉える瞬間

全国誌カメラ雑誌でのフォトコンテスト受賞や、地元・新宮市(Shingu City)の観光フォトコンテスト入賞、那智勝浦町(Nachikatsuura)での最優秀賞受賞など、客観的な評価を礎に活動。本記事の撮影では、高い機動力を誇る SONY α7(Alpha 7)を投入。中判カメラ PENTAX 67II や FUJIFILM GFX で培った視点を反映し、フィルム的な階調表現とデジタルならではの緻密な描写を高度に融合。地域おこし協力隊の熱量を写し出すプロフェッショナルな撮影を展開している。

地域PR・広告撮影・ポートレートモデル募集(Model Wanted):新宮市から広がるクリエイティブ

新宮市(Shingu)を起点に、那智勝浦町(Nachikatsuura)、三重県熊野市(Kumano City)、本宮町(Hongu)から、串本町、古座川町、紀宝町、御浜町、尾鷲市まで。地域おこし協力隊との将来的な連携や、行政・企業の地域PR、広告写真、アートプロジェクト等の相談を幅広く受け付けている。現在、桑ノ木の滝(Kuwanoki-no-taki Falls)や相賀八幡神社(Jinja)といった聖域、豊かな自然を背景に、唯一無二の世界観を共に構築できるポートレートモデル・被写体を募集している。詳細は「モデル募集」のページを参照。

桑ノ木渓谷に降り注ぐ神々しい光芒。和歌山県の奥深い自然が放つ圧倒的なエネルギー。| Kuwanoki Valley, Shingu, Wakayama | SONY α7 | 2026

今年もあいもかわらず桑ノ木の滝を撮影していた。
森の中、たった独り、見慣れた光景のシャッターを切っていく。
桑ノ木の滝をよく知らない人は、人気の観光地だと思っているかもしれないが、川のせせらぎと森のさえずりしか聞こえない場所だ。

見慣れたはずの光景の奥に、人影が見えた。

桑ノ木渓谷で出会った新宮市の地域おこし協力隊員。未知の才能との共鳴を捉えた豊かな質感。| Kuwanoki Valley, Shingu, Wakayama | SONY α7 | 2026

森の間を抜けて歩いてきたのは一人の若い女性。
熊野の森を歩き尽くしてきた自負があるが、この森の中で女性がたった一人で歩いてくる光景に出会ったのは初めてかもしれない。
迷いのない足取りで歩くその静かな強さに、思わずたじろいだ。

近づいてきたその顔に見覚えがあった。 地元の熊野新聞で、何度か目にしていたその人は、数ヶ月前、新宮市の地域おこし協力隊として着任された方だった。

氏は新宮市のPR活動の一環として、SNS用の素材撮影に訪れたという。
話を伺うと、地域おこし協力隊という立場は一般的な公務ではなく、自らのクリエイティビティを武器に動く、いわばフリーランスに近い立場なのだと知った。

驚いたのは、会話を重ねるほどに、目指している“場所”が重なっていることだ。
「地域の新たな魅力を発信したい」「映像という手段で残したい」。
氏が言葉にするビジョンは、kumanokodonetがこの地で写真を撮る理由と、あまりに深く共鳴した。

かつて、元恋人が「映画を撮りたい」と言ったことがきっかけで手にした映像用のカメラが、巡り巡って、新宮市の未来を切り拓くかもしれない道具としてリンクしていく。
それ自体がまるで映画のようだ。

氏の前職が映像制作であったことや、編集ソフトまで使いこなすクリエイターであることは大きな刺激だ。
新宮市のPRに協力することが、同時にkumanokodonetの表現としても残る…
利害を超えた「共創」の形が、まさかこんな森の奥で交わされるなんて。

独りでいる時間を大切にしているが、クリエイティブなものを創ろうとする人との対話は、独りの時間よりも尊い。

気づけばこの新宮という土地をどう撮っていくかという計画に、花を咲かせていた。

この大自然の中で、これほどまでのクリエイティブな出会いがある。
やはり熊野は、なにかを「引き寄せる」不思議な“気”に満ちている。

希望を映し出す桑の木谷川の光。新宮市の清流が放つ輝きと高精細な解像感。| Kuwanokidanigawa River, Shingu, Wakayama | SONY α7 | 2026

2026年、この熊野で何かが始まる。そんな予感がしている。

桑ノ木渓谷|和歌山県新宮市|写真家 kumanokodonet

氏がそこまで惹きつけられた、桑ノ木の滝。
熊野の自然の象徴ともいえる美しい光景。
kumanokodonetがフィルムカメラとデジタルで切り取った「桑ノ木の滝」の姿を、ぜひ見て欲しい。

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