神内神社と、印象的な町の煙突
紀宝町の神内地区には、巨大な岩壁を祀る神内神社があり、その南側には「古神殿」と呼ばれる聖域が鎮座している。
奈良時代以前の神殿とも伝わる古神殿は、神内神社の御神体と対をなす奇岩の集合体であり、この地の古い信仰の形を今に伝えている。
一方で町の中心部に目を向けると、製紙工場の大きな煙突が立ち、この地の産業を象徴する光景が広がっている。
山側に残る古い聖域と、川沿いに広がる工業的な町並みが、紀宝町という土地を形作っている。
KVAは、紀宝町の歴史と、町の姿を記録する。
紀宝町の自然と歴史を巡る、熊野ポートレートアーカイブ
KVAでは、紀宝町の歴史と、町の姿を伝えるため、写真と文章による一次情報の蓄積を進めている。
その一環として、演出を排したインプロヴィゼーション(即興)撮影による「熊野ポートレートアーカイブ」を展開。
深い樹叢に囲まれた神域を舞台に、銀塩フィルム「Kodak PORTRA 400」を用いて、紀宝町・神内神社の聖域でのポートレート撮影を敢行。原始の信仰が息づく巨岩の迫力と、そこに佇む人の存在をフィルムに記録している。
